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近年注目される口内細菌による口内以外の健康リスクと対策

歯茎の痛みや腫れの原因

慢性的な歯茎の痛みや腫れ、要は歯茎の炎症に見舞われてでもいなければ、あまり気にすることもないかも知れませんが、歯茎の炎症には、明瞭であれ不明瞭であれ、原因があり、炎症原因によって、痛み方も炎症が継続する期間も異なります。

基本的な歯茎の炎症原因は、細菌感染・免疫力の低下・外傷・ストレスに大きく分類可能で、歯周病菌を原因とする歯周病が最もメジャーですが、不摂生や傷病で免疫力が低下して口内炎が生じるケースも珍しくはありませんし、熱い食べ物を食べるときに食べ方を失敗してしまい火傷を負うこともあるでしょう。

なお、ストレスによる歯茎の炎症に類されるケースについては、ストレスによる免疫力低下のように、ストレスは間接原因的な側面が強いかも知れません。

細菌に由来する歯茎の炎症

歯茎の炎症の中でも最たるものは歯周病であり、歯茎の炎症のうち細菌に由来するものの大半は、歯周病菌への感染によって引き起こされる歯周病といっても過言ではありませんし、外傷を負っていないにもかかわらず、歯茎が炎症を起こし数日で収まらないなら、ほぼ歯周病とみて間違いありません。

これは、歯茎の炎症の主要原因が歯周病であることから、ほとんどのケースで当てはまりますが、当然例外もあり、虫歯の原因菌であるミュータンス菌への感染は、細菌由来の歯茎の炎症原因として歯周病菌への感染に次ぎ高く、免疫力が低下するとカンジタ菌のように、体内に常時存在する普段は無害な細菌への感染リスクも高まるため、免疫力に問題がある場合、歯周病菌やミュータンス菌以外の細菌への感染もご確認ください。


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