歯茎の炎症への対処

継続する歯茎の痛みには治療が必須
歯茎にちょっとした痛みを覚えたからといって、すぐさま歯科医院で診察を受けることを考えるべきかというと、全ての場合において必ずしも歯科医院で診察を受けるべきとは限りませんが、最低限、鏡を用いて目視での歯と歯茎の状態チェックはしておくべきですし、歯茎の腫れや虫歯が一目見てわかるほどに症状が進んでいるなら、素直に歯科医院で診察を受けるのが無難でしょう。
加えて、目視で歯や歯茎の異常が確認できない場合であっても、歯茎の痛みが継続するようなら、やはり、歯科医院での診察を受けるべきであり、火傷や外傷の心当たりがないのであれば、1週間を目安に痛みが引かないようなら、歯周病や虫歯の自然治癒は見込めないため、歯科医院で診察を受けることを強くお勧めします。
応急的な歯茎の痛み対策
火傷や外傷の心当たりがない状況で、1週間以上歯茎の痛みが継続しているのであれば、歯科医院での診察を受けるのがベターでしょうが、仮に歯茎の痛みが耐え難いほどでのものではないか、違和感を覚える程度に留まり、ひとまず1週間様子を見たい場合、ただ様子見をするよりは、応急的ではあっても歯茎の痛みをセルフケアしておくべきです。
歯茎の痛みをセルフケアするとは言っても、根本原因もわからない状況で下手なことはできませんので、できることは限られ、極端に塩分を多く含んだり、唐辛子に代表される刺激の強い香辛料を含んだりするような飲食物を避け、ノンアコールの低刺激性うがい液を併用しつつ入念に歯を磨き、痛みが激しい場合、口内用の軟膏を塗布ないし2類以上の市販の痛み止めを飲むなどが関の山ですが、これらを実践しておけば、症状が極端に悪化することはほとんどないため、歯茎の様子を見る際には、お試しください。